地面反力の方向でランの加速は変わる!膝人間と骨盤人間に見る「前に進む走り」の決定的な違い
- masafumi kawaguchi

- 1 日前
- 読了時間: 4分

「一生懸命走っているのにスピードが出ない」
「ピッチは速いのに前に進まない」
「脚ばかり疲れて、後半失速する」
こうした悩みを持つランナーは非常に多くいます。その原因は筋力不足でも心肺機能でもありません。
鍵となるのは地面反力を“どの方向に”もらっているかそしてどの部位を主導に動いているかです。
地面反力とは何か?ランの加速を決める力の正体
地面反力とは、地面を押したときに、地面から返ってくる力のこと。
走る・歩く・跳ぶといった動作はすべて、この地面反力を「どう受け取るか」で結果が決まります。
重要なのは👉 地面反力の“大きさ”ではなく“方向”
方向を間違えると、いくら強く蹴っても前には進みません。
膝人間とは?|地面反力が「上方向」に逃げる走り
クアトロコアでは膝主導で動く人を「膝人間」と呼びます。
膝人間の特徴
動きの主導が膝関節
大腿四頭筋(太もも前)を強く使う
蹴る意識が強い
その場で上下動が大きい
膝人間がもらう地面反力の方向
膝主導の動きでは、地面を下に強く踏み込む動きになりやすくなります。
結果として地面反力は
👉 上方向(ジャンプ方向)
に返ってきます。
これは
体が上下に弾む
滞空時間が長くなる
前への推進力に変換されにくい
という状態を生みます。
つまり頑張っているのに前に進まない走りです。
骨盤人間とは?|地面反力を「前方向」に変える走り
一方、仙腸関節を主導に動く人をクアトロコアでは「骨盤人間」と呼びます。
骨盤人間の特徴
動きの主導が骨盤(仙腸関節)
大腿二頭筋・臀筋(太もも裏・お尻)を使う
押すのではなく「運ばれる」感覚
接地が静かで流れるよう
骨盤人間がもらう地面反力の方向
骨盤主導の動きでは、地面を後ろ方向に押す力が自然に生まれます。
すると地面反力は
👉 前方向(推進方向)
に返ってきます。
これは
上下動が少ない
接地時間が短い
一歩ごとに前へ運ばれる
という理想的なランの加速を生みます。
なぜ筋肉の使い方で地面反力の方向が変わるのか
ここが非常に重要なポイントです。
膝人間が使う筋肉
大腿四頭筋(太もも前)
膝を伸ばす動きが主→ 縦方向の力が出やすい
骨盤人間が使う筋肉
大腿二頭筋(太もも裏)
臀筋(お尻)
股関節を後ろに引く動き→ 前方向への力が出やすい
つまり、
地面反力の方向は「意識」ではなくどの筋肉が主導しているかで決まる
ということです。
加速が変わるのは「脚」ではなく「支点」
多くのランナーは「脚を速く動かそう」「ニーアップを高くしよう」と考えます。
しかしそれは末端(脚)から動かそうとする発想。
クアトロコアでは、
支点(主導)を膝から
支点を骨盤(仙腸関節)へ
と上げることで、
地面反力の方向が変わり
無理なく前に進める
疲れにくく、速い走り
が自然に身につくと考えます。
膝人間から骨盤人間へ変わると起こる変化
実際に多くのランナーが、次の変化を体感しています。
ピッチを上げなくてもスピードが出る
接地音が静かになる
太もも前の張りが減る
お尻・裏ももが自然に使われる
後半でもフォームが崩れにくい
これはフォームを「直した」のではなく、地面反力を前に変換できる体になった結果です。
まとめ|ランの加速は「地面反力の方向」で決まる
✔ 膝人間→ 大腿四頭筋主導→ 地面反力は上方向→ 前に進みにくい
✔ 骨盤人間→ 大腿二頭筋・臀筋主導→ 地面反力は前方向→ 効率よく加速できる
速く走るために必要なのは、筋力アップでも、気合いでもありません。
地面反力を前に変える体の使い方それを可能にするのが骨盤(仙腸関節)主導のクアトロコアです。
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